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熊本市東区にしだ整形外科

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手の痛み3

3.キーンベック病

キーンベック病とは

月状骨がつぶれて扁平化する病気をキーンベック病といいます。月状骨は手首に8つある手根骨の1つでほぼ中央に位置します。月状骨は、周囲が軟骨に囲まれており血行が乏しいため、血流障害になり壊死しやすい骨の1つです。

症状

手を使った後、手首に痛みと腫脹が見られます。握力が低下し、手首の動きが悪くなります。初期には血流障害のためレントゲン検査やMRIで月状骨の輝度の変化が出ます。末期には無腐性壊死(むふせいえし)になり、つぶれて扁平化します。

原因と病態

原因は不明です。手を良く使う青壮年の男性に多く見られます。明らかな外傷や職歴のない女性、高齢者にもみられることがあります。一説には月状骨の小さな不顕性骨折(はっきりしない骨折)が原因とも考えられています。

デュピュイトラン拘縮の症状

治療

症状、年齢などによって治療が変わります。

初期の疼痛が強いときには安静やギプス、装具による固定が行われますが、治らない時には、いろいろな手術が行われます。月状骨にかかる力を減らすために橈骨短縮骨切り術が行われたり、骨移植等も行われます。

末期では壊死した月状骨を摘出したり、そこに腱球挿入(腱を丸めてスペーサーとして利用)する方法などが行われます。
詳しくは整形外科医にご相談ください。

※日本整形外科学会「手外科シリーズ 16」より画像を引用しています。