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熊本市東区にしだ整形外科

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歩行障害20

20.足の慢性障害(種子骨障害、足底腱膜炎、外脛骨障害など)

症状

全体重がかかる足には、スポーツや歩行などでいろいろな部位に痛みが生じます。陸上競技やサッカー、バスケットボールなどのランニングやジャンプ動作の多いスポーツでは慢性障害が多く発生します。

足の慢性障害には、種子骨障害、外脛骨障害、足底腱膜炎、踵骨々端症、踵骨滑液包炎などがあり、それぞれ特定の部位の痛みを訴えます。

原因

足は足根骨と中足骨が靭帯で結ばれ、縦・横のアーチを形成し、筋肉や腱がこれらを補強しています。スポーツにより衝撃が続くと、足の骨、軟骨、靭帯、腱に障害をきたし疼痛が発生します。

治療と予防

治療

スポーツでいったん障害が発症したら、練習量を減らすか、一定期間の休養が必要です。

これに加えてアイスマッサージや温浴・低周波、塗布薬などの鎮痛消炎剤の使用、ステロイド剤の局所注射、足底装具の使用などの装具療法、理学療法などがあります。

予防

①足部および下腿筋のストレッチング
②スポーツ後のアイシング
③足にフィットしたシューズの選択
④足底装具の使用